サニタリーのチェストは便利×オシャレ
「サニタリー」とは、簡単にいうとトイレや洗面所など「衛生」に関わる場所を意味する言葉。サニタリーにチェストを置くと、タオルや洗面用具、トイレットペーパーなどさまざまなものを収納しておけるため非常に便利です。来客を考えるなら「見せたくないものを隠す」という役割も担ってくれますし、チェストが一台あるだけでその空間には統一感が出てオシャレに見えるというメリットもあります。こちらでは、そんなサニタリーに置くチェストの選び方をご紹介していきます。
サニタリー用チェスト選びの「基本」
洗面所や脱衣所、トイレなど、サニタリーに共通することは何でしょうか? そう、「水が近い」ということです。サニタリーに設置するチェストを選択するときに考慮しておきたい基本的なポイントは「設置場所の湿気」。この条件によってチェストの選択肢は大きく変わります。
洗面所だけの部屋にチェストを設置するなら、どんなチェストでも大きな問題はありません。ただし、風呂場の横に併設されている脱衣所など湿気の多い場所に設置する場合は注意が必要。湿気が非常に多いため、湿気対策がなされたチェストでなければすぐに傷んでしまいます。
おすすめ!湿気対策チェスト
湿気対策がなされたチェストなら、湿気の多いサニタリーにも安心して設置できます。湿気対策がなされたものには「通気性の良いチェスト」「掃除のしやすいチェスト」「抗菌処理がされているチェスト」などがあり、特に通気性の良いチェストは人気があります。
通気性の良いチェストで代表的なのは、高級品である「ラタン」を使用したもの。通気性はもちろんですが、機能的にもデザイン的にも優れ、インテリアとしても最適です。ちなみに「ラタン」とは東南アジアの熱帯雨林地域に生息するヤシ科の植物のことで、「籐」とも表現されます。伝統的な職人の技法によって編み込みがされている家具が多いですね。
ラタン製チェストの魅力は、和風の住宅にも洋風の住宅にも違和感なくマッチすること。そして、その優れた通気性のためカビなどが発生するリスクも少ないことなどが挙げられます。
長く使うなら「お手入れのしやすさ」も考えよう
湿気に強いチェストの中で「掃除のしやすいチェスト」「抗菌処理がされているチェスト」の大きな強みは、お手入れが簡単なこと。万一カビなどが発生してしまっても簡単にメンテナンスできます。
長く使っていると、どんなに気を付けていてもカビが発生してしまうことがあるものです。そんな場合でも、メンテナンス(掃除)がしやすいチェストなら、いつまでもキレイなまま使い続けることができるでしょう。
表面がつるつるとした素材でシールされたものなら、軽く拭くだけでもキレイになりますし、少しくらい水が掛かっても問題ありません。「濡れちゃうかも……」と気を使わずに使えるというメリットは大きいですね。さらに、表面に抗菌処理が施されているものなら小さなお子様がいる家庭でも安心して使用できますよ。 |